ZINEの最新号ができました

民俗学エンタメZINE「民俗学は好きですか?」の最新号が、ついに完成しました!

最新号の特集テーマは、「巫女」です!

神社の巫女さんだけじゃなくて、古代の巫女から東北のイタコ・沖縄のユタに至るまで、いろんな角度で巫女を掘り下げています。

今回は表紙もちょっとかわいくポップなものができたかな、と自負しています。

さてさて、いつもZINEが完成するたびに、達成感というよりも「モノづくりが終わってしまった……」という「もののあはれ」の気持ちのほうが強かったんですけど、今回は意外と達成感があるんですよ。

というのも、5月11日の文学フリマに間に合うかどうか、ちょっとぎりぎりだったので、何とか間に合ったなぁという達成感があるのです。

どうしてぎりぎりになったのかと思い返してみると、やっぱり3月に行った取材旅行が大きいですね。

今までは、「普通にプライベートで旅行に行く」⇒「お、このネタ、使えるじゃん」⇒「よし、これでひとネタ書こう」というものだったんだけど、今回初めて、最初から記事を書くつもりで旅行の日程を組んだわけです。

でも、1月2月は寒いから、暖かくなってからの方がいいよね。

せっかく行くなら、晴れてるほうがいいよね。

そんなこんなで日程をずるずると三月中頃に引っ張った結果、旅行から帰って一か月ちょっとで記事を仕上げ、表紙を作り、校正を終わらせなければいけなくなったわけです。

やっぱり、5月上旬に文学フリマがあるのに、3月中頃に取材旅行に行くのは、ちょっと遅かったかな。無事に完成したからいいけど、何かのアクシデントがあるかもしれないから、もっと制作には余裕を持ちたいよなぁ。

この次の第14号は、11月末の文学フリマに向けて作る予定。ということは、11月の初めには完成させておきたい。

予算の関係上、次もまた大規模な取材旅行に行けるかどうか微妙だけど、どこかに行くのなら8月9月に行かないとなぁ。

……8月なんて暑くて死んじまうよ! 取材旅行なんだから、ホテルのプールでのんびりくつろぐってわけにはいかんのよ。あちこち回らなきゃいかんのよ。

行くなら9月かなぁ。

もしくは、うんと涼しいところを目指して北海道に行くとか。

……予算が足りないよ。行きたくてしょうがない青森の恐山ですら、「遠っ! 高っ! 予算ない! 無理っ!」であきらめたのに。

え? 6月の梅雨入り前に行けばいい?

そんなすぐに企画が固まらないよ!

いま作ってるZINEに集中するために、制作中は「その次のZINE」の企画とかは一切考えないようにしてるので、全然間に合いません。

さて、9月、どこ行こうか。いや、予算の範囲でどこに行けるか……。

投稿者: ノック

民俗学ZINE作家。 「バズらないモノづくり」をテーマとする「ノンバズル企画」を主宰。民俗学専門ZINE「民俗学は好きですか?」を企画・執筆・製本・販売しています。「民俗学とは『生きること』を探求する学問」をテーマに、民俗学の魅力をわかりやすく、面白く、奥深く紹介していきます。