おハーブおキメになりますわ

ガラにもなく、ハーブティーを飲み始めました。

寝る前のお楽しみに何か飲もうと思ったんだけど、お酒は苦手、というより、嫌い。

あと、夜に刺激物はあんまとりたくないなぁ。寝る前はやっぱりリラックスできるものがいい。

ところが、コーヒーも紅茶も緑茶も、カフェインが入ってるから、寝る前に飲んじゃダメだというのです。あたりまえじゃ。

じゃあ、何を飲めばいいんだろうと考えてハーブティを飲むことにしたのです。ノンカフェインの上、リラックス効果が高い!

とはいえ、ハーブなんて何から飲めばいいんだろう、と近所のカルディをうろうろとしていると、5種類のティーバックが入ってて500円というのを見つけました。

これだ。これでまずはいろいろと試してみよう。

というわけで、20日ほど、夜な夜なハーブをお湯に沈めて飲んでみたわけです。

淹れ方を調べては首をかしげ、試しにミルクと混ぜてみては首をかしげ、試しに砂糖を入れてみては首をかしげ。

いろいろ試しながら飲んでみて、少しずつ自分にあうあわないがわかってきました。

いまのとこ、ペパーミントがお気に入り。ミントの独特の風味が、食べ物に入ってるときはあんまり好きじゃないんだけど、飲み物として飲むと、なんともさわやかなんですよ。

風呂上がりに飲むんだけど、もうひとっ風呂入ったかのようにリラックスできます。

あんまり合わなかったのがレモンジンジャー。酸味が強いのはどうも苦手ですね。

でも、僕が飲んでたのは安物だし、調べてみるともっと美味しそうなレモンジンジャーの画像とか出てきたし、体にいいのはわかるしで、もうちょいいいやつを探してみてもいいのかもしれません。

また、ティーバッグの中にはいろんなのをブレンドして作った「スリーピー」というのがあって、名前の通り快眠にいいみたいです。

というわけで飲んでみたんだけど、別にスムーズに寝付けるわけじゃない。

なんじゃい! と思いつつも眠り、翌朝目を覚ます。

ところが、朝は寝覚めが悪すぎて午前中は使い物にならないでおなじみのこの僕が、ありえないほどすっきりと目覚めて、午前中から快調なのよ!

こ、これが質の良い眠りというやつなのか!

ほかのハーブティーも、飲んでしばらくするとちゃんと眠くなってくる。リラックス効果は間違いないようです。

さて、最初に買ったパックがそろそろなくなってきました。というわけで、ペパーミントだけのケースを新たに購入しました。

スリーピーはまだ残ってるけど、これもいずれ補充しようと思います。

レモンジンジャーは、どうしようかな……。

あと、この前、大宮駅でハーブティーの専門店を見つけました。これまで、そんなお店に行くことはなかったのに、人って変わるものです。習慣が変われば体調が変わり、行動も変わるのです。

そこで試飲したブレンドハーブティーがまあおいしいこと!

ところが、一包み3000円するのですね。

こんなお高いもの毎日飲むわけにはいかないけど、週に一度のお楽しみとして家に置いといてもいいかなぁ。

富士山に登りたい!

4年後に、富士山に登りたい!

今年は滋賀の比叡山や長野の諏訪など、日本の宗教における聖地ってやつをあちこち回り、修験道や自然信仰などあれこれ調べてました。

さて、日本一の霊峰ってなるとどこだろ、って考えると、やっぱり富士山ですよね。古来より、強い信仰の対象となってきました。

ところが、僕は富士山に登ったことがない! 5合目までは車で行ったんだけど。

やはり、一生に一度はのぼりたいな富士山。 富士山の上でおにぎりを食べたい。そして、触れたい。山岳信仰の真髄ってやつに。

よーし、地球一周から10年。新たな冒険の舞台は富士山だ!

と思い立ったはいいものの、「よし、来週行こう!」なんて気軽に行ける場所じゃなく。

いや、ふもとまではちょっと予定と予算を組めば来月でもいいけど、「登る」となるとそれなりの準備と覚悟が必要です。

4年後はちょうど40歳だし、体力のいるチャレンジをするにはちょうどいい頃合いかもしれない。

というわけで、4年後を目標に掲げたのです。

まずはこの4年間で、富士山に登れるだけの体力と経験をつける。

そして、富士山に登れるだけの装備もそろえる。

その第一歩としてまずは地元のアウトドアショップに足を運んでみました。

最低限必要なのは、富士山に耐えられる服と靴とバックパック。さて、いくらくらいあれば……。

……え、高っ……!

この予算だったら、富士山登らないで、河口湖あたりのいいお宿に泊まってたらふく食べてゆったりできるのでは……?

うーん、でも、ただの洋服や靴を選んでいるんじゃありません。3000m以上の高所を歩くための、命を守るための装備。お金がもったいないから安物でいいやというわけにはいかぬ。

そういえば、大好きなアニメ「ヤマノススメ」でも、あおいちゃんがアウトドアショップで金額に目を回してるエピソードがあったなぁ。

まあ、今すぐ全部そろえる、今すぐ全額払えとなるとお財布が痛いけれど、4年かけてちょっとずつそろえていけばいいか。

そして、いきなり富士山に登るんじゃなくて、1000m、2000mと少しずつ体力と経験をつけていかないと。

なるたけ、修験道とか山岳信仰とかかわりの深い山がいいなぁ。

おまけのコーナー

今年、諏訪を旅した時のこと。ゲストハウスで一緒になった人たちが登山好きの人たちで、いろいろと話してたんですけど、登山好きの人たちって「○○山」「××岳」の「山」や「岳」を省略するんですね。

Aさん「あそこ登ると、天狗が見えるんですよ」

僕「へぇ! 天狗がいるんですか!」

もちろん、本物の天狗がいるのではなく、「天狗岳という山が見える」という意味でした。

ため息の呪術

ここ最近、ご飯を食べたのに食べた気がしないなんてことがよくあります。

要は、集中して食べてないのですね。ほかのことを考えながらご飯を食べてるから、ゆっくり味あわずに、気づいたら「あれ? もうラーメンの麵がない!」なんてことになってる。

よく行くラーメン屋とか、マクドナルドとか、慣れてる店ほどゆっくり味あわずに、「あれ?」と思ってることが多いです。

これはよくない。よくないですねぇ。

カップラーメンだろうが、マックのポテトだろうが、コンビニ弁当だろうが、せっかく食べるんだったらおいしく味わって食べたいのに、これはよくない。

どうしたら、もっと集中して、味わって食べられるんだろう。ずっと集中しながら食べるのも疲れちゃうし……。

で、最近気づいたのが、どうやら食べながら「うん、うまい!」みたいな感想をつぶやくと、気持ちが味の方に集中できるということです。

「孤独のグルメ」みたいに心の中でなんかつぶやくよりも、声に出した方が、気持ちが集中できるみたいです。

ただ、行列のできるラーメン屋とかで「うん、うまい!」ならわかるけど、マックでいちいち食べながら「うん、うまい!」と言ってる人は、まずいません。ヘンな人です。

で、声に出す代わりに「ふぅ~む……」と深いため息をついてみる、これがけっこう効果的みたいです。

ラーメンをすすっては唸り、ハンバーガーをかじっては唸り、おにぎりをほお張っては唸る。そうすることで、気持ちが味の方に集中できて、それでいて無理に頭を働かせることもなく、気疲れしない。

しかもこれ、食事以外にもいろいろ効果があるようで。

疲れてるときに栄養ドリンクを飲む。黙って飲むんじゃなくて、「……くぅ~!」みたいに唸ると、なんだか疲れに効いてきてる、ような気がする。

お風呂に入るときも、黙って入るよりも、「ぼへぇ~!」みたいに唸ることで、体がほぐれて、より疲れが取れている、ような気がする。

もちろん、科学的根拠は全くないし、いわゆる「プラシーボ効果」が発生しているのかどうかすら疑わしい。もはや、一種の呪術です。「ふぅ~む」とか「くぅ~!」とか「ぼへぇ~!」とか「ふにゃ~」とか、声に出すというか声にならない声を出すことで、自分自身に暗示をかけて「お前はいまうまい飯を食っているのだ」「お前はいま疲れを癒しているのだ」というモードに向かわせるための呪術なのかもしれません。