飲み会がしたい2

飲み会がした~い。

と、ちょうど1年ぐらい前にも書いた気がします。

……気がする、どころじゃないです。記録をさかのぼってみれば、1年前にちゃっかり書いてます。「飲み会がしたい」と。

そしてこうも書いてます。仕事の愚痴とか、家庭の話とか、趣味の話とか、

そういう話はしたくないんだ、と。

話たくないし、聞きたくない。そもそもそんなに興味がない。

そもそも、数千円の会費払って、日程調整して、わざわざ電車に乗って出かけて、わざわざ顔を突き合わせて、する話が仕事の愚痴とか、アニメの話とか……。

そんなの電話でいいじゃん!

近況報告? 知らん。他人の近況なんぞちっとも興味がない。逆に、自分の近況を語るのも、僕自身が一番興味がない。

なんなら今、友達とオンラインで通話して、アニメのとか特撮とかの話をしながらこの文章を書いています。やっぱり音声だけで十分じゃないか。その方がリーズナブルだし。

せっかく顔を突き合わせるんだったら、僕はもっと熱い話がしたい。いま何に挑戦してるのか、いま何に熱くなっているのか、そんな話がしたい。飲み会が終わって、帰りの電車で一人になってもまだ熱さが残る、「よーし、あいつには負けないぞ!」と火がついて、帰ったらすぐに作業に入る、そんな飲み会がしたいのです。

飲み会といえば、最近は大人数での飲み会はもう断るようになってきました。多くても10人くらいまで。居酒屋でテーブル二つぐらいまで。それ以上の大人数での飲み会はもう、最初から断るようにしています。

大人数の飲み会って思い返してみても、あんまり楽しいと思ったことないな、と思って。

もっとああすりゃよかった、こうすりゃよかった、あっちのテーブルの方がよかったな、この話題には入っていけないな……。

帰りの電車で反省点しか出てこないんだもの。いったい何しに行ったんだか。

そんで出てくる話題はというと、仕事の愚痴だったり、家庭の愚痴だったり、アニメの話だったり、近況報告だったり……。

ほんと、何しに行ったんだか。

だったらもういっそのこと、最初からいかなくてもいいんじゃないか。「ひょっとしたら楽しくなるかも」ぐらいのレベルだったらもう、最初からいかなくていいんじゃないか。

だいたい、大人数になると往々にして、あまり話したことない人だったり、下手したら初対面の先輩後輩がいたりするものです。

そういう人たちとお酒の席で打ち解けるほどの話術も、盛り上がる鉄板ネタも、こちとら別に持っていないわけですよ。

だからこの先は、自分が楽しめる飲み会かそうでないか、しっかり見極めてから参加しようと思うのです。

あ、でもお花見とかはいちおう声だけはかけてほしい(めんどくせぇな)

投稿者: ノック

民俗学ZINE作家。 「バズらないモノづくり」をテーマとする「ノンバズル企画」を主宰。民俗学専門ZINE「民俗学は好きですか?」を企画・執筆・製本・販売しています。「民俗学とは『生きること』を探求する学問」をテーマに、民俗学の魅力をわかりやすく、面白く、奥深く紹介していきます。